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売り場づくりは永遠のテーマ― 言うは易し、行うは難し ―

2026.08.15

  • お役立ち情報

売り場づくりは、永遠のテーマではないでしょうか。

言うは易し、行うは難し。

「こうしたらもっと見やすいのでは?」

「この商品は、こちらに置いた方が目立つのでは?」

頭ではいろいろと思いついても、実際の売場では、そう簡単にはいきません。

路面店なのか、ショッピングモールの中なのか。

入口から売場が見えるのか、通路から見えるのか。

店舗の広さはどのくらいなのか。

什器の高さはどうするのか。

棚の中央を使うのか、端を使うのか。

そして、お客様がどこから入って、どこへ流れていくのか。

同じ商品でも、置く場所によって見え方も、売れ方も変わります。

実際、店舗様への訪問を通じて、

「そこまで考えて売場をつくっているのか」

と感じる店舗様に出会うことがあります。

特に印象に残っているのが、什器の「角」の使い方です。

一見すると、ただのデッドスペースにも見える什器の角。

ところが、そこに季節商品を置いたり、関連商品を組み合わせたり、視線が自然に向くように高さを変えたりする。

ほんの少しの工夫ですが、それによって売場に「意味」が生まれます。

これは、単純に商品数を増やせばできることではありません。

限られたスペースを、どう使うか。 

強弱付けるためにはどうしたらいいのか。

試行錯誤の作業過程

そこに、売り場づくりの面白さがあるのだと思います。

路面店とモールでは、そもそも条件が違う

同じ雑貨専門店でも、立地によって売り場づくりの考え方は大きく変わります。

路面店なら、店の前を歩く人に、

「ちょっと入ってみよう」

と思ってもらう必要があります。

入口付近のディスプレーや、外から見える売場が重要になります。

一方、ショッピングモール内の店舗では、周囲にもたくさんの店舗があります。

通路を歩くお客様に、

「ここ、ちょっと見てみよう」

と思ってもらわなければなりません。

つまり、

同じ商品でも、立地が変われば「見せ方」も変わる。

これが実店舗の難しさであり、面白さでもあります。

「何を置くか」から「どこに置くか」へ

商品を仕入れるときには、

「これは売れそう」

「このブランドは人気がある」

という視点が中心になります。

しかし、実際に売場に並べる段階では、

「何を置くか」だけではなく、「どこに置くか」

が非常に重要になります。

同じマグカップでも、棚の奥に並べるのか、目線の高さに置くのか。

単品で見せるのか、ランチョンマットやキッチン雑貨と組み合わせるのか。

季節商品として前面に出すのか、定番商品としてじっくり見てもらうのか。

商品の魅力を引き出す方法は、一つではありません。

だからこそ、**売り場づくりは「永遠のテーマ」**なのだと思います。

いろいろな売場を見るからこそ、気づくこと

雑貨卸という仕事をしていると、さまざまな店舗様の売場を見る機会があります。

一つのお店だけを見ていると、

「この売場が正解なのかな」

と思ってしまうこともあります。

ところが、いろいろな店舗様を訪問すると、それぞれに違った工夫があります。

「この見せ方は面白い」

「この商品との組み合わせは参考になる」

「このスペースの使い方はいいな」

そんな発見があります。

そして、そうした経験が、別の店舗様への商品提案や売場づくりのヒントにもなります。

一つの売場に正解があるわけではありません。

店舗の立地、広さ、客層、季節、商品構成によって、最適な売場は変わります。

だからこそ、私たちも店舗様から学ぶことがたくさんあります。

雑貨卸として、できることから一つずつ

私たちは、メーカー様から商品をご紹介いただき、店舗様へ商品をお届けする立場です。

だからこそ、

「この商品をどう見せたら魅力が伝わるだろう?」

「この店舗様なら、どんな商品が合うだろう?」

「この商品と組み合わせたら、売場がおもしろくなるのでは?」

と考えることも、雑貨卸の仕事の一つだと思っています。

もちろん、言うは易し、行うは難し。

実際の売場には、スペースの問題や什器の問題、在庫の問題、スタッフの方の作業負担など、さまざまな事情があります。

頭の中で考えた通りにいかないことも、たくさんあります。

それでも、一つずつ、一つずつ。

できることから考えて、試して、また考える。

店舗様との商談や訪問で見せていただいた売場から学び、メーカー様から新しい商品を教えていただき、少しでも売場づくりのお役に立てる提案をしていく。

その積み重ねしかないのだと思います。

売り場づくりは、永遠のテーマ。

私たち自身も、まだまだ勉強中です。

それでも、メーカー様と店舗様の間に立つ雑貨卸だからこそ見えるもの、できることがあります。

これからも、商品をお届けするだけではなく、「その商品が売場でどう活きるのか」まで考えながら、一つずつ提案していきたいと思います。

 

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